ほっとする時間

5月24日のblogで、「お野菜が欲しいんです〜」とaspergeを訪れてくださった男性のお話を紹介させていただきましたが、先日その方のお友達(先輩)がまたまた男性1人で来られました。なんでも、その晩の夕食のゲストの一人だったそうです。
「その時に彼が料理したお野菜が美味しかったんで」と、わざわざ来てくださったのです。

畑を眺めながら、「サラダほうれん草に興味あるな〜」と、収穫されました。
「ホウレン草ってシュウ酸(あく)が多いから生食には向かないんじゃないですか?」と質問いただいて(さすが職業柄でしょうか)、「サラダホウレンソウは生食用に品種改良されているから大丈夫ですよ(←シュウ酸含有量が少ない)」などと話をしながら、そのお客様もお料理が得意であることなどおしゃべりしつつ、
楽しい時間を過ごしました。
そして、その男性が帰られた後、5月24日の男性が、とっても美味しそうな竹の子の水煮を「先日のお昼ご飯のお礼に」とわざわざ届けてくださったのです。
母は「今どきこんなにしっかりした若い男性がいるなんて…」とすっかり感激していました。

お野菜の味が分かる人は、心の優しい人なのかな。
お野菜を調理するときって、その野菜が「今の湯で加減で丁度いいよ」みたいな合図を、見逃さないことが大事ですよね(私もまだまだ修行中なのですが)。
それって気配り上手ってことなのかも。
aspergeのお客様は、温かくてほんわかで優しい言葉を紡ぐように喋る方がほんとに多くて、こちらが癒されることも多いです。
嬉しい限りです。

今日、aspergeでは東京から先生を迎えて、「旬の野菜でつくる精進料理教室」を開いています。
そちらの様子は、また後日。